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シニア犬や持病のある子のトリミングについて

こんにちは🌞

最近は春のように暖かくなったかと思えば、雪が降ったり体調を崩しやすい気候ですが、飼い主様もワンちゃんも気を付けて過ごしたいですね😀

ちなみに私は6~7年風邪すら引いておらず、丈夫すぎる体が自慢です(笑)

でも、私ももう無理が後に響く年齢になりましたので、気をつけようと思います・・・😂

 

さて、今回はシニア犬や持病のある子のトリミングについてお話しします。

先日問い合わせがあり、疑問に思う飼い主さんも多いんだなぁと感じたので少しご説明しますね。

まず、トリミングサロンではだいたい新規のワンちゃんには年齢制限を設けている所が多いかと思います。

それはなぜか?? 簡単に言えば【ちょっとした変化に気づきにくく、犬の負担が大きいのでリスクが高い】です。

小型犬は7歳からシニアと言われていて、その辺りから体調を崩しやすかったり病気を発症してしまったり、目には見えない部分で老化が始まっています。

定期的にトリミングをしていると、「あれ?なんか今日様子が違うな?」など体調の変化や出来物だったり、ちょっとした変化に気づきやすいのですが、シニアで初めてとなると体調が悪くて震えているのか?呼吸が荒いのは緊張なのか?何が原因かすぐに気づいてあげられません。

飼い主さんが病気に気づかず治療をしていなければ、心臓病など突然死してしまうこともあります。

心臓病の場合は、興奮してはダメ、お散歩もダメ、暑い場所もダメ、長時間負担がかかるトリミングはダメ・・・など獣医さんから注意されている子をたくさん見てきました。

「一見とても元気に見えても、検査結果はすごく悪いのよ・・・」と飼い主さんに教えていただけるから、細心の注意を払い飼い主さんと連携し計画を立てトリミングすることで、リスクを減らしワンちゃんにとってのその時のベストを考えて施術することが出来ています。

それは今までの積み重ねと信頼関係があってこそ成り立つものです。

そのため、新規で特別な事情がない限りはお断りしているサロンが多いのです。

当店はいきなりお断りはしていません。他で断られてしまったり何か事情がある方は、お話を聞いて出来そうであればお受けするようにはしていますので、もしお困りの方は一度ご相談ください。

そして、持病があったりシニアの子はとにかく時短をオススメします!!

私も愛犬が若い頃は毛量もあって色んなスタイルを楽しんだけれど、闘病している今はいかに負担なく短時間で終わらせるかしか考えていません。

だいたい1時間位で終われるようにしていますが、今日はシャンプーだけとか今日はシャンプーと顔カットだけとか、全てを1日で終わらせない・完璧を求めないトリミングをしています。

昔はトップノットにしたり、ニュアンスベアやアフロとたくさん勉強させてくれた愛犬には感謝です。

12月で9歳になったばかりだけど、今は病気で毛が薄くなっちゃいました・・・

でもこのスタイルもお気に入り😍

 

簡単ではありますが、この話がこれからシニア期に突入する子や持病のある子に少しでもプラスになってくれたらいいなと思います😀

次回以降は撮りためたワンちゃんを順次アップしていきますので、少しお待ちを💦

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